「サンデー文化祭」青山剛昌やオダトモヒトがトークやライブドローイング披露(イベントレポート)_ソロランク
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会場内には4つの展示エリアが登場。昌や「サンデー文化祭2024」のために描き下ろされたイラストと連載作品の複製原画が並ぶエリアでは、披露各作品の中からピックアップされた名シーンに、サンデーオダトモヒトがトークやライブドローイングイベントレポート作者や担当編集者による当時の裏話や思い出など、文化ひと言メッセージが添えられた。祭青また「サンデー編集部 激レアお宝ギャラリー!」「サンデータイムスリップ図書館」と銘打つエリアでは、担当編集者がこれまでにマンガ家たちからもらった色紙やFAXなど、貴重なアイテムを公開。懐かしのサンデー本誌のバックナンバーも自由に閲覧できるように並べられた。ソロランク
またフォトスポットが設置されたエリアには、サンデーの連載作家陣がたびたび足を運ぶ。寄せ書きボードへのライブドローイングが披露されると、来場者はその様子を間近でじっくりと鑑賞した。そのほかサンデーに関する過去の映像を上映する「サンデー映像部!」のエリアも用意。来場者は各エリアを巡る合間に、サンデー作品のクイズが出題される「少年サンデー共通テスト」に挑戦した。
展示イベントに加え、「サンデー文化祭2024」ではサンデー連載作家陣が登壇するトークイベントを展開。「サンデーラブコメ大会議!」と題したステージには「トニカクカワイイ」の
これまでにお仕事もののマンガを長く描いてきたひらかわは、担当編集者にラブコメ作品を提案されるも、それまでに執筆の経験がなかったことから、最初は「難しいかもしれない」と感じていたことを明かす。「強くてカッコよくてたまにかわいい、そんなヒロインが好き」という話をしていた際に、担当編集から「そんな女の子を描いてみては?」と提案されたことをきっかけに「帝乃三姉妹」の原型ができあがったと語る。「自分が本当に好きな女の子を描こうと思ったら、(連載の)ネームが通ったんです」と当時を振り返った。人間の少年と人狼少女による青春を「尾守つみきと奇日常。」で描く森下は、「未だにラブコメは難しいと思いながら描いている」と吐露しながらも、「強い女性に憧れがある」とひらかわとの共通点を口にした。
魅力的でかわいいヒロインを描くにあたってこだわっているところを問われると、畑は「20年もマンガを描いているとわかってくるのが、(自身は)ヒロインの顔から血を流させたいんだなと。どうにか顔から血を流させたいというのがこだわりなのかもしれない」と語り、9月18日発売の「トニカクカワイイ」29巻の表紙でも、ヒロインが顔から流血していることに触れた。また来場者からの質問コーナーでは「ナサくんと司がお家にいることが多いので、どこかに出かけるシーンが見たい」とリクエストが寄せられ、畑は「描きます。引きこもりかっていうくらい家にいるからね(笑)」と宣言し、会場から期待の拍手が送られた。
続くステージイベントでは「古見さんは、最終章!スペシャルトーク!」と題し、
トークイベントのラストを飾るのは、
続く「名探偵コナン」のトークパートでは、事前に読者から募集した質問に青山が答えていく。新一と蘭の出会いを描くエピソード「サクラ組の思い出」が好きだという読者から「ちび新蘭をもっと見たい。これから描く予定はあるか?」との質問が寄せられると、青山は「実は今描いてます」と回答し、会場には驚きの声が響く。そのエピソードが、劇場版「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」にも登場した、警察学校組の萩原と、幼少期の新一と蘭とのシーンの続きであることが触れられると、観客からは驚きと興奮の混じった声が漏れ出し、期待を寄せる拍手が湧き起こった。
そのほかにも「風見さんのモテ歴が知りたい」という質問には、青山が「実はモテているのにそれに気づいていない。こっそりモテている」と想像を膨らませると、観客は納得するような反応を見せる。また「若狭先生と赤井さん、射撃はどちらが強いか」という質問には「射撃は赤井だけど、(身一つで)戦ったら若狭先生。若狭先生に勝つのは京極くらい」と答えた。
「サンデーラブコメ大会議!」「古見さんは、最終章!スペシャルトーク!」と同様に、トークショーの最後には来場者の中からじゃんけんで勝利した1人に、登壇者直筆のイラスト入りサイン色紙が進呈される。青山はここで降壇かと思いきや、最後に来場者の前でライブドローイングを披露することに。コナン、そして刃のイラストがサインペンで描かれていく様子を、観客はいっときも見逃さないようじっと見つめていた。
またイベントの最後には会場でサンデー編集部員が着用していた「サンデー文化祭2024」の非売品Tシャツ、さらに本日トークショーに登壇した作家陣のサインが入ったTシャツが各3人にプレゼントされるじゃんけん大会も開催。かつてコロコロコミック編集部に在籍し、読者が参加するイベントの経験を持つ大嶋一範編集長は「コロコロでも経験したことなんですが、(読者との交流がある)イベントが行われると雑誌も面白くなるんです。これからのサンデーにも期待してください」と、来場者へ感謝とともにメッセージを伝えた。
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